昨日は暖かい日になり春になったのだなと思っていましたが、今日は少し寒いようです。
まだ部屋の暖房(温度設定26度)は必要なようです。
アポ電強盗で一人暮らし・高齢者が狙われた
最近世間を騒がしているアポ電強盗、先日には一人暮らしの高齢者の方が縛られた状態で亡くなられた事件が発生しています。
アポ電 女性強盗殺害事件 訪問装い鍵開けさせたか | NHKニュース
そもそもアポ電とは、アポイント電話すなわち相手先と面談など会う予定を約束する電話のことをいいます。
飛び込み営業を除き、セールスマンがお客様の所に行く場合は必ず事前にアポ電をします。
そのため大抵に人はアポ電と関わりがあります。
そのアポ電が強盗の手段として使われることをアポ電強盗といいます。
人によってはアポ電強盗をオレオレ詐欺の進化系、凶悪化とも呼ぶ場合があります。
アポ電強盗では狙われやすい方は一人暮らしで高齢の方という事もあり、今までは自分とは縁のない事件だと思っていました。
しかし自分の年齢を考えてみたら既に50代、あと10年も経てば高齢者です。
しかも私は一人暮らし、アポ電強盗の対象に近いことを思い知らされました。
身近に潜んでいる危険
いやでも、いくらなんでも知らない人が訪問してきたら、玄関のドアの鍵は開けないでしょう。
本当に?
いえ、それに近いことが2ヶ月前に起きているではないですか!
それがこの過去の記事です。
普段お付き合いしている業者の方が、この時自宅を訪れてきました。
私が知っている業者名でしたが、その人の顔を見るのは初めてでした。
知らない人なのに業者名を信じて玄関のドアの鍵を開けてしまったのです!
もし訪れてきた人が犯罪者だった場合、私も強盗の被害者になっていたかもしれません。
こんな事も考えられます。
所有している車には大抵、販売や修理・点検をした会社のステッカーが貼られています。
犯罪者はそのステッカーを見て、車の所有者がどの会社と付き合いがあるのかが分かります。
もし自宅に会社の人間を装って、あなたの車に重大な欠陥が見つかったとして訪問してきたとします。
あなたならどうしますか?
おそらくほとんどの人が言われた会社名を信じ、玄関のドアの鍵を開けてしまうでしょう。
誰もがアポ電強盗の被害者になってもおかしくはないのです。
アポ電強盗の被害者にならないため、自分ならどうするのか対策を考えてみました。
アポ電強盗を防ぐ対策(固定電話・携帯電話編)
- 非通知、知らない電話番号からの電話には出ない。
- 留守番電話にして電話には出ない。
- 電話に出てしまった場合、相手に電話番号を聞いて折返し電話するように話す。(聞いた電話番号が正しいものなのか確認する)
- 電話に出てしまった場合、自分や家族の名前は言わない。
- 電話に出てしまった場合、身の回りやお金のことなど話さない。
- 不審な電話があったら警察に連絡する。
アポ電強盗を防ぐ対策(訪問編)
- チャイムがなってもすぐに返事をしない。
- インターホンのモニター、玄関ドアのドアスコープで相手を確認する。
- 知らない人なら居留守を使う。
- どうしても出ざるをえない場合は、ドアチェーン、ドアガードを使用してドアを半開きの状態で対応する。
考えられるアポ電強盗対策を書きましたが、これでもまだ不十分です。
犯罪者はあらゆる対抗手段を考えているからです。
自分は狙われていることを前提に生きて防衛するしかありません。
世知辛い世の中です・・・